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共同通信
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大阪府高槻市で昨年7月、会社員高井直子さん=当時(54)=が殺害され、自宅浴室で右手首に結束バンドを巻かれた状態で見つかった事件で、府警は20日、高井さんとの養子縁組届を出した際に証人を捏造したなどとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで、養子の会社員高井凜容疑者(28)=川崎市高津区=を逮捕した。府警は高井さん死亡の経緯について事情を知っている可能性があるとみて慎重に調べる。
凜容疑者は保険の営業を通じて高井さんと知り合ったとみられ、事件の5カ月前に養子縁組していた。高井さんは本人名義で2社の生命保険に加入し、計1億5千万円の保険金がかけられていた。