黒人の子差別、遊園地に批判殺到

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共同通信

 【ニューヨーク共同】米東部ペンシルベニア州にある幼児向け教育番組「セサミストリート」をテーマにした遊園地で、着ぐるみのキャラクターがハイタッチを求める黒人の子どもを無視したとする動画が交流サイト(SNS)に出回って批判が殺到し、遊園地は19日までに謝罪した。AP通信などが伝えた。

 動画ではキャラクターが白人の子どもや女性と触れ合った後、黒人の子ども2人には手や首を振ってハイタッチに応じなかった。子どもの母親がSNSに動画を投稿し「二度と行かない」と憤りをあらわにした。

 遊園地は当初、意図的に無視したわけではないと釈明したが、批判の高まりを受けて謝罪した。