グーグル、欧州で独自決済を容認

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共同通信
米IT大手グーグルのロゴ=2020年1月、スイス・ダボス(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米グーグルは19日、欧州のアンドロイド端末利用者が同社の決済機能を使わずにアプリ購入などの支払いをできるようにすると発表した。欧州で可決したデジタル市場法(DMA)に対応するための措置で、これによりアプリ開発者はグーグルに支払う手数料を減らせる。

 当初はゲーム以外のアプリが対象だが、DMA施行前にゲームにも拡大する予定。グーグルのアプリ市場では一部を除いてグーグルの決済機能の利用を義務付け、開発者から15~30%の手数料を徴収している。今後は独自の決済システムの利用を認め、その場合は手数料を3%減額する。