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共同通信
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乳幼児の育児経験がある人のうち約4割が、窓やベッドから落ちたり、抱っこひもをすり抜けたりするなど子どもの転落事故を経験していたことが20日、消費者庁の意識調査で分かった。25日から「子どもの事故防止週間」。担当者は「落ちるまであっという間。事前の対策が大切だ」と呼びかけている。
消費者庁は7月、全国5千人を対象に意識調査を実施。育児経験がある2201人のうち約4割が子どもの転落事故に遭っていた。医療機関を通じて消費者庁に寄せられた14歳以下の事故情報をみると、2017年4月~22年3月に入院を必要とする転落事故は412件。0歳が102件で最も多かった。