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共同通信
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兵庫県明石市で2001年、花火大会の見物客が歩道橋上で転倒し11人が亡くなった事故から21日で21年となった。市は再発防止に向け事故の教訓を伝えるため、新人職員約50人を対象に研修を実施した。
研修は市内の施設で開かれ、当時現場で警備や通行人の誘導に当たった職員が事故の状況を説明。当時のニュース映像や、事故前に遺族が家族と幸せそうに過ごす様子の動画を流すなどした。
その後新人職員らは現場の歩道橋へ移動し、慰霊碑に手を合わせた。
事故は01年7月21日夜、花火大会会場の大蔵海岸と最寄りのJR朝霧駅を結ぶ歩道橋で発生。子どもと高齢者計11人が死亡した。