留萌線、段階的に廃止提案

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共同通信
留萌線の沿線4自治体の首長(奥)らと路線の存廃について協議するJR北海道の幹部=21日午前、北海道秩父別町

 JR北海道と留萌線深川―留萌(50.1キロ)の沿線4市町は21日、秩父別町で会合を開き、JR側は石狩沼田―留萌(35.7キロ)を2023年3月末、残る石狩沼田―深川(14.4キロ)を26年3月末までそれぞれ運行した上で廃止する案を提示した。4市町はこの会合では結論を出さず、協議を続けることになった。

 今後、4市町はそれぞれの地元で住民説明会などを開く。沼田町の横山茂町長は「厳しい提案で、まことに残念」と肩を落とした。

 JR北海道は16年11月、道内10路線13区間を「単独では維持困難」と発表。うち留萌線を含む5区間は、廃止とバス転換を求めた。