玩具量販店「トイザラス」復活
メーシーズ内に店舗
玩具量販店「トイザラス」がメーシーズ内に店舗として復活する。 18日、CNNビジネスが報じた。
メーシーズはトイザラスの親会社「WHPグローバル」と組んで、7月末〜10月15日までに全ての店舗内にトイザラスを設ける。ニューヨーク市内の旗艦店やイリノイ州シカゴ、カリフォルニア州ロサンゼルスなどの大型店では1万平方フィートの広さとなる。店によっては新しい玩具のデモンストレーションを行うスペースやマスコットのキリン「ジェフリー」との写真撮影の会場を設けるという。
トイザラスは2018年に破産を宣告して米国内の店舗を閉鎖。トゥルー・キッズ社がブランドを購入し、ニュージャージー州などで実店舗を設けたがコロナ禍で21年に閉店。その後、WHPグローバルがトイザラス経営権を取得。21年8月にはメーシーズと提携してメーシーズのホームページで玩具販売を展開していた。メーシーズ400店内の店舗内店舗として復活することも合意を得ていた。
メーシーズ、トイザラス共に消費者行動の変化やターゲット、ウォールマートなどとの競争にさらされており、前途は多難とみられる。ただ、メーシーズは最近復調の兆しも見える。第1四半期に玩具の売り上げが提携前同期の15倍に増えたと発表している。
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