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共同通信
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ロシアによるウクライナ侵攻に協力するベラルーシのルスラン・イエシン駐日大使が21日、広島市を訪れ松井一実市長と会談した。イエシン氏は、日本政府がベラルーシに制裁を科していることについて「わが国と日本の友好の架け橋を壊してはならない。制裁という名の毒を盛るのはやめてほしい」と求めた。
広島市は今年の8月6日の平和記念式典に、侵攻を理由としてロシアとベラルーシを招待しなかった。イエシン氏は会談後、「大切な式典に招待しないのは行き過ぎではないか」と語った。また、核兵器の必要性を主張し「どうして自国の独立と主権を守るために可能な方法を使えないのか」と述べた。