休日に飲酒、火災で救助活動

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共同通信

 兵庫県加西市で今月、男性1人が死亡した住宅火災で、加西消防署の男性課長補佐(51)が飲酒した状態で救助活動に従事していたことが21日、関係者への取材で分かった。

 飲酒をしての消火や救助活動を禁じる規定はないが、他の消防隊員や要救助者の安全確保に支障をきたす恐れがある。署長は「原則認められない行為だ」として課長補佐や現場を指揮した男性司令長(56)を口頭注意した。

 火災は2日夜に発生。119番があり、署員らが消火や救助活動に当たった。課長補佐は公休日で飲酒していたが、家族が運転する車で現場へ赴き、自主参加という形で活動に従事した。