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共同通信
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安倍晋三元首相が凶弾に倒れて死亡し、国内外に衝撃が走った「あの日」から2週間がたった。銃撃の現場では22日も花を手向ける人の姿があった。警護と銃規制の隙をついた凶行に、列島の不安や憤りは消えない。「こんなことは二度と起きてほしくない」。市民らは静かに手を合わせた。
奈良市の近鉄大和西大寺駅前のロータリー。事件後に連日、長い列ができた献花台は19日に撤去されたものの、安倍氏が倒れた場所の周辺には花が添えられていた。
奈良市の美容師アシスタントの女性は「安倍さんは功罪をいろいろと言われているが、頑張っていたと思う。こんな事件は二度と起きないで」と話した。