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共同通信
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各国首脳の不正蓄財などタックスヘイブンの実態を暴露し、16年に報道が始まった「パナマ文書」の匿名提供者は、22日までに南ドイツ新聞の元記者のインタビューに応じ、文書で巨額取引が暴かれたロシアのプーチン大統領の側近が、ウクライナ侵攻を巡って西側の制裁対象となったことを歓迎する一方「ロシア政府は私の死を望んでおり、私は危険と共にある」と、報復を危惧していることも明らかにした。
提供者が文書を渡したフレデリク・オーバーマイヤー氏らがインタビュー。「シュピーゲル」をはじめ、パナマ文書を合同取材し一斉に報じたICIJ参加のメディアなどに内容を共有した。(共同)