米議会襲撃阻止、一貫して消極的

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共同通信

 【ワシントン共同】昨年1月の米議会襲撃で、トランプ前大統領がツイッターで支持者に襲撃中止を呼びかける際に「平和」という言葉を使うのに抵抗していたことが21日、分かった。襲撃を調査する下院特別委員会の公聴会で、大統領副報道官だったマシューズ氏が明らかにした。襲撃阻止に消極的な姿勢を取り続けたトランプ氏の実態が浮き彫りとなった。

 特別委はトランプ政権関係者らを呼んで6月から計8回開いた公聴会をいったん終了。さらに関係者から情報を集め9月に新たに公聴会を開く方針。11月の中間選挙を前に、中間報告書を9月にまとめた後、最終報告書を12月に発表するとみられている。