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共同通信
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陸上自衛隊は22日、千葉県の木更津駐屯地で、暫定配備中の輸送機V22オスプレイの内部を報道関係者に初めて公開した。機体は駐屯地から神奈川県沖まで約15分間飛行。ヘリコプターのように回転翼を上空に向けた飛行から、固定翼機と同様の水平飛行へ転換する場面もあった。陸自オスプレイは今年3月、日米共同訓練に初投入。運用が本格化する見通しで、陸自は安全性をアピールしている。
オスプレイは木更津駐屯地を午後2時50分ごろ離陸。ヘリモードでの上昇は素早く、すぐに高度約300メートルに到達した。固定翼モードに移る際には、後方に押し倒されるような力が加わる感覚になった。