飲酒運転で警部補免職、警視庁

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共同通信

 警視庁は22日、乗用車を飲酒運転し女性2人にけがをさせる事故を起こしたとして、捜査2課の男性警部補(54)を懲戒免職とした。また、別の職員に成り済まして警視庁のシステムに不正アクセスしたとして、大崎署の男性警部補(37)を戒告の懲戒処分とした。

 警視庁によると、捜査2課の警部補は6月、同僚との飲酒後に車を運転。東京都日野市で停車中の車に衝突し、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの疑いで書類送検された。

 大崎署の警部補は他の職員の指紋と偽り自身の指紋を登録。約100回にわたり不正アクセスし、不正アクセス禁止法違反などの疑いで書類送検され依願退職した。