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共同通信
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三重県立高の運動部で上級生から下級生へのいじめが疑われる行為があり、学校がいじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定していたことが24日、分かった。報告を受けた県教育委員会は同日、弁護士らによるいじめ対策審議会を開き、生徒や保護者らへの聞き取りをして調査する方針を確認した。
県教委によると、学校は4月にいじめとみられる行為を把握。被害側の生徒は学校を休みがちになり、部活に参加できなくなった。保護者は、生徒が「心因反応」だとする診断書を学校に提出し、学校は6月10日に県教委へ報告した。「当事者の希望」として行為の内容や生徒の学年などの詳細は公表していない。