NY株反発、90ドル高

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共同通信

 【ニューヨーク共同】週明け25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比90.75ドル高の3万1990.04ドルで取引を終えた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が26~27日に行われる金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを加速するとの見方が薄れ、景気後退への警戒感が弱まったことで相場を支えた。原油先物相場が上昇し、エネルギー株も買われた。ただ巨大IT企業の決算発表を前に持ち高を調整するための売りが出て、一時はマイナス圏に沈んだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、51.44ポイント安の1万1782.67。