知床、範囲広げ不明者を捜索

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共同通信

 北海道・知床半島沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」沈没事故が発生から3カ月となったことに合わせ、道警は26日、稚内市周辺の沿岸部や海域を中心に、なお行方が分からない12人を捜索した。28日まで3日間の予定。ロシア極東サハリン南部で乗客とみられる男性の遺体が見つかったことを受け、これまでよりも範囲を拡大した。

 道警が捜索したのは稚内市の抜海漁港から斜里町の知床岬までの範囲。稚内市周辺では警備艇や機動隊の潜水士が海上や水中を捜索したほか、機動隊員が沿岸部を調べた。ヘリコプターで稚内市から斜里町までの範囲も捜索した。