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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ産の穀物輸出を巡り、同国海軍は27日、黒海沿岸にある南部オデッサ州の三つの港が稼働を再開したとフェイスブックで明らかにした。国連などと結んだ22日の合意に基づく措置。輸出実現に向けて詰めの作業を続けているが、ロシア軍は合意後も港や周辺に攻撃を仕掛けており、予断を許さない。ウクライナ側は数日内にも第1便が出港するとしている。
輸出船は護衛船を伴って指定のルートを通る。27日にトルコ・イスタンブールで開設式が行われた「合同調整センター」が船の安全を確保し、武器を運んでいないかどうかを監視する。