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共同通信
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政府が世界文化遺産に推薦した「佐渡島の金山」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が期日までに諮問機関に推薦書を送付せず、2023年の登録審査に向けた手続きに入っていないことが27日、分かった。ロシアで開催予定だった22年の世界遺産委員会はウクライナ侵攻で延期。複数の関係者によると、ユネスコは佐渡金山の「推薦書の不備」を指摘しており、23年の登録は困難な情勢となった。政府は再提出する方向で調整する。
佐渡金山を巡っては、朝鮮半島出身者が強制労働させられたと韓国が主張し、両国関係の火種となっていた。