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共同通信
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末松信介文部科学相は28日、「佐渡島の金山」(新潟)について、世界文化遺産登録の推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ再提出すると表明した。当初目指していた来年の登録は「難しい状況だ」と語った。政府は今年2月に推薦書を提出したが、ユネスコから不備を指摘されていた。登録は早くても2024年となる。
韓国は佐渡金山について、朝鮮半島出身者が強制労働させられたと主張。関係者によるとユネスコは、歴史問題を巡る日韓対立が世界遺産委員会に持ち込まれることも懸念しているという。
世界遺産は各国が自国の候補を推薦しユネスコ諮問機関が登録にふさわしいかどうか判断する。