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共同通信
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【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は27日、連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利の誘導目標を0.75%引き上げ、2.25~2.5%とすることを決めた。6月の前回会合に続く利上げ幅で、通常の3倍に及ぶ異例の金融引き締め策となる。利上げは4会合連続で、日本をはじめとした世界経済にも大きな影響を与えそうだ。
短期金利の指標フェデラルファンド(FF)レートの誘導目標を引き上げた。9月以降も引き締めを続けるとみられ、今後の利上げペースが注目される。米経済の景気後退懸念も浮上しており、FRBは難しいかじ取りを迫られる。