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共同通信
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内閣府は28日、文部科学、国土交通など5省について、計29件の基幹統計に関する公文書を内閣府の同意なく廃棄するなどずさんな管理をしていたとの点検結果を公文書管理委員会に報告した。国交省による建設受注統計調査票の廃棄などを受け、7省に管理実態の点検を要請していた。
内閣府によると、他にずさんな管理をしていたのは厚生労働、農林水産、経済産業の3省。29件のうち、15件で行政文書の保存期間などを管理簿に記載していなかった。総務、財務両省の基幹統計には文書管理の不備はなかった。
内閣府は、職員への研修を強化するなどして再発防止を図るとしている。