安倍元首相の国葬「万全対応を」

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共同通信

 政府は28日、参院選の街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬に向けた準備会合を官邸で初めて開催した。各省庁の幹部らでつくる葬儀実行幹事会首席幹事の森昌文首相補佐官が「9月27日まで短期間だが、遺漏なきよう万全の対応をお願いしたい」と指示した。今後、内閣府に設置された事務局を中心に国葬の詳細を詰める。

 会合では、無宗教形式による日本武道館での実施や経費の国費負担を確認。2020年に営まれた中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が参考として紹介された。名称は「故安倍晋三国葬儀」とし、葬儀委員長は岸田文雄首相が務める。