発熱患者「ゼロ」と主張、北朝鮮

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共同通信
平壌市内でアイスクリームを食べる子ども=28日(共同)

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、国内で29日午後6時までの24時間に新たに確認された発熱患者は「ゼロ」だったと伝えた。北朝鮮当局は、5月12日にコロナ感染が国内で確認されたと発表し、同月13日から1日ごとの感染が疑われる新規の発熱患者数を発表してきたが、今回初めてゼロだったとした。

 当局は感染確認と同時に始めた「最大非常防疫体系」を維持している。オミクロン株の派生型の感染が周辺国で拡大しており、国内に流入する可能性があるとみて警戒態勢を続けている。

 発熱患者は累計477万2800人超で、204人が治療中。死亡者は今月11日に74人と伝えられた。