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共同通信
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【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は29日、ロシアのラブロフ外相と電話会談し、ロシア側によるウクライナの一部地域の編入計画を容認しないと強調し、計画を進めれば「さらなる重大な代償を科す」と警告した。米ロ外相の対話はロシアによる2月24日のウクライナ侵攻後初めて。ウクライナ産穀物の輸出再開の合意順守や、ロシアで拘束されている米国人の釈放も要求した。
国務省で開かれた日米両政府の外務・経済担当閣僚会合後の記者会見で明らかにした。一方、ロシア外務省によると、ラブロフ氏は電話会談で、欧米からウクライナに供与された兵器が民間人に対して使われていると指摘した。