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共同通信
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【ワシントン共同】米国務省は28日、米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35戦闘機35機とミサイルなど関連装備のドイツへの売却を承認し、議会に通知した。総額は計約84億ドル(約1兆1200億円)に上り、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、欧州への防衛支援を強化する。
ドイツは3月、有事には北大西洋条約機構(NATO)の枠組みで核攻撃任務も担うトーネード戦闘機の後継機として、F35の購入を表明していた。ドイツは、国内に配備された米国の核爆弾を自軍機に搭載して敵を攻撃する「核共有」の仕組みを採用している。