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共同通信
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【ワシントン共同】米ホワイトハウスは30日、新型コロナウイルス感染症の治療を終え、検査で陰性を確認後に隔離を解除していたバイデン大統領(79)が、同日午前の抗原検査で再び陽性になったと発表した。主治医は「症状の再発はなく体調は良好」と説明。治療はしないが、改めて隔離しながら執務に当たる。
21日に初めて陽性となり、ファイザー製の経口抗ウイルス薬での治療を受けた。26日夜と27日朝の検査で陰性となり、対面での執務に戻っていた。この薬は治療終了後に一部の人が再陽性になる「リバウンド」現象が知られているため、検査の頻度を上げて経過を見守っていた。