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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナに侵攻したロシア軍と、南部ヘルソン、ザポロジエ両州の奪回を図るウクライナ軍との攻防が激化している。両州の大半を制圧したロシアが編入を急ぐのに対し、ウクライナ側は欧米が供与した長射程の攻撃兵器で攻勢を強め、編入の前提となる住民投票を阻止する構え。激戦の舞台は東部から南部方面にも拡大しつつある。
ブリンケン米国務長官もロシアのラブロフ外相と29日に電話会談し、編入計画を進めれば「さらなる重大な代償」を科すとけん制。ロシアによる支配地域拡大の動きに警戒感を示した。
ロシア軍はヘルソン州全域と、ザポロジエ州の北部を除く約70%を制圧した。