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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナの首都キーウの控訴裁判所は29日、非武装の民間人を射殺したとして戦争犯罪に問われたロシア兵、ワディム・シシマリン被告に対する一審判決の終身刑を禁錮15年に減刑した。発表によると、弁護側の控訴理由が一部認められた。同被告はロシアのウクライナ侵攻後、戦争犯罪で初めて起訴され注目された。
一審判決によると、2月28日、北東部スムイ州の村で自転車に乗っていた非武装の民間人男性(62)に発砲して殺害した。キーウの裁判所は5月、求刑通り最高刑の終身刑を言い渡した。