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共同通信
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原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが主催する原水爆禁止世界大会が30日、福島市で始まった。東京電力福島第1原発事故の被災者ら約400人(主催者発表)が参加し「国と東電の責任を厳しく問い、被害者の人権と補償の確立を求める運動を強める」とのアピールを採択した。
冒頭、原水禁の藤本泰成共同議長は「原発事故から11年。私たちの失ったものがどれだけ大きいか、改めて考えなくてはならない」とあいさつした。福島県南相馬市から神奈川県に避難した村田弘さん(79)も登壇し「被害の事実は厳然と続いている」と訴えた。
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