編集部が気になった1週間の出来事
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NYの観光客、昨年比3倍増へ 復活の兆し、オペラなどの魅力数知れず
コロナ前の水準まで1000万人に。日本からの往来も期待したい(編集部 A)
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ランドマークの「ボートハウス」閉店へ セントラルパーク、再開難
パンデミックで閉鎖し昨年3月に再開した同店。再復活はあるか。(編集部 M)
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トンネルで携帯電話、地上駅でWi-Fi MTAが10年かけてシステム導入
市内の駅に初めて導入されたのが2012年。全網羅はまだ先か。(編集部 M)
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NYの洪水リスク、60年後に倍以上 47万人に影響、高層アパートも被害可能性
グリーンポイントやウィリアムズバーグも。人気エリアの別の顔。(編集部 K)
編集後記
皆さん、一週間お疲れさまでした。
夏休みもほぼ折り返し地点に差し掛かりましたが、皆さんにおかれましては、夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
コロナ明けの夏休みということで、日本を含めて、各地に旅行に行かれておられる方々も多いと思うのですが、なかなか飛行機旅行も大変ですね。まず、飛行機のチケット代がとても高くなっています。昨年比で飛行機代は3割以上値上がりしているようですし、チケットが買えたとしても、旅行客数の増加(レジャー旅行は、2019年レベルを上回り、飛行機会社各社は、第二四半期の収入としては過去最高を記録)、人手不足(Q3においても、キャパは2019年レベルよりも10%ほど下回る見通し)、悪天候(6月でもほぼ毎日何らかの悪天候要因が発生)などにより、NYを含む多くの空港で、欠航・遅延が日常化している状況です。また、海外からアメリカへの入国に基本、陰性証明書が不要になり、機内でのコロナ状況が把握できなくなったからか、帰国後にコロナにかかったというお話しもお聞きします。(ちなみに、それは、日本行きも同様で、8月のフライトなどは通常の倍ほどになっていますし、そもそも席がないですね。ましてやアップグレードなんて。。。)
そんななか、今週金曜は朝からミーティングがあり、NJから車でマンハッタンに行きました。朝の渋滞を予測して、少し早めに出たのですが、車はすいすいと進み、ミーティングよりも相当早くついてしまいました。その後の、ランチもオフィス地域で食べたせいか、ほぼ貸し切り状態でした。海外を含めた観光客の方々は多くおられますが、オフィス・ワーカーは夏休みの金曜日ということもあり、ほとんど見かけませんでした。もしかすると、夏休みのひと時をマンハッタンでゆっくり過ごすというのもいいかもしれませんね。(レストラン代は、高くなってますけどね。。。しかも最近、クレジット・カード・プロセシング・フィーなるものまで登場し、さらに高くなっているように思いますが)
最後に、少しいいニュースを。そろそろ秋のお得なフライト・チケットも出始めていますが、この夏のチケットが高すぎたことと、ビジネス需要の戻りが鈍いことから、秋は夏に比べて3割ほど安くなることが見込まれています(と言っても、2019年レベルよりは2割ほど高い水準ですが)。もしかすると、暑い夏は近場で過ごし、気候も落ち着く秋にVacationをとるの一案かもしれませんね。(https://www.wsj.com/articles/low-airfares-fall-flight-deals-11658780546)
日本ではコロナが急拡大していますし、New Yorkでも依然として高い水準でコロナ感染拡大が続いている状況ですので、くれぐれもお体にお気を付けの上、楽しい夏をお過ごしください。
編集部より