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共同通信
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大相撲名古屋場所は新型コロナウイルス関連の休場者が続出し、大混乱のまま7月24日に終了した。全休を含めて休場は計13部屋で、全体の3割近い174人が土俵に上がれない異常事態。翌場所の番付編成に影響を及ぼし、コロナ禍における本場所運営の課題も浮き彫りになった。感染急拡大の流行「第7波」が角界にも押し寄せた。
発端は7日目だった。かど番の大関御嶽海ら出羽海部屋の力士らが、部屋関係者の感染で途中休場。場所中に力士が新型コロナ関連で離脱するのは初のケースとなった。結果的に、幕内では42人のうち戦後最多の16人(故障者1人を含む)が続々と姿を消した。