関電旧経営陣「起訴相当」と議決

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共同通信

 関西電力の金品受領や報酬補填の問題を巡り、会社法違反(特別背任)などの疑いで告発され嫌疑不十分で不起訴処分となった旧経営陣について、大阪第2検察審査会は1日、役員の報酬補填問題に関して八木誠前会長(72)と森詳介元会長(81)を「起訴相当」と議決したと明らかにした。7月7日付。大阪地検特捜部が再捜査する。

 福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から繰り返し金品を受け取っていた行為については、岩根茂樹元社長(69)と豊松秀己元副社長(68)の2人を「不起訴不当」と議決した。