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共同通信
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【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は1日の記者会見で、アジア歴訪中の米国のペロシ下院議長が訪台すれば「中国人民解放軍は決して座視しない。中国側は必ず断固とした有力な対抗措置を取る」と米側に警告した。
一方、台湾海峡を管轄する中国軍の東部戦区は1日「陣容を固め命令があればすぐ戦う」と題した軍事演習風景で構成された動画を公表。戦争も辞さない決意を示した。
趙氏は「ペロシ氏は米国第3位の人物で、訪台は高度にセンシティブだ。いかなる形式の訪台であれ中米関係を深刻に損ない、劣悪な政治的影響をもたらす」と強調した。