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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)では今月から、空襲警報が鳴った場合、バスや電車といった地上の交通機関の運行を停止する措置が始まった。地元メディアが伝えた。キーウ市は通信アプリで「警報を無視せず、最寄りのシェルターに移動して」と強く促している。
最近、首都でのミサイル着弾は少なく、ロシアの侵攻から5カ月以上が経過し、警報に慣れた市民が避難せずに飲食店のバルコニー席で食事を続ける姿も目立つ。今回の措置で引き締めを図る狙いがありそうだ。
だが、運行停止後に実際にシェルターに避難するかどうかは市民次第だ。