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共同通信
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【プノンペン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は3日、議長国カンボジアの首都プノンペンで外相会議を開いた。フン・セン首相は開幕のあいさつで、混乱が続くミャンマーに関し、国軍が7月に民主活動家ら4人の死刑を執行したことに「深く失望した」と表明した。
ASEANは昨年の臨時首脳会議で合意した即時暴力停止を含む5項目の進展をミャンマーに促してきた。フン・セン氏は今後も死刑執行が続いた場合、合意を見直さなければならなくなると危機感をあらわにした。
外相会議では、死刑執行に対する非難で足並みをそろえ、国軍への圧力強化に向けた議論を進展させられるかどうかが焦点。