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共同通信
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【ワシントン共同】米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は2日の記者会見で、ペロシ下院議長の訪台について「危機を招いたり、台湾海峡で軍事行動を強化したりする口実にしてはならない」と述べ、中国をけん制した。訪台に反発する中国に対し「米国が長年維持してきた『一つの中国』政策に変更はない」と反論した。
カービー氏は、台湾周辺での演習開始などを表明した中国の対応について「われわれが予期した台本通りだ」と述べた。中国は長期的な対抗措置を準備し、一部は既に実施していると指摘。大規模な実弾演習、台湾海峡の中間線を越えた中国軍機の飛行、台湾への経済圧力強化を挙げた。