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共同通信
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7月の参院選を受けた第209臨時国会が3日、召集された。参院本会議では議長選挙を行い、自民党の尾辻秀久元副議長を選出した。副議長には立憲民主党の長浜博行元環境相が選ばれた。会期は5日までの3日間で、法案などの審議は実施しない。与野党は安倍晋三元首相の国葬を巡り、閉幕後に閉会中審査として議論する方針だ。
3日午後には天皇陛下を迎えて参院本会議場で開会式を開く。5日の衆院本会議では細田博之議長が安倍氏への弔詞を朗読する。参院も弔詞を読む方向で調整している。自民が予定した追悼演説は先送りされ、秋に見込む臨時国会で実施される見通しだ。