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共同通信
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【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比402.23ドル安の3万2396.17ドルで取引を終えた。ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中対立激化への懸念が高まり、投資リスク回避の売りが広がった。
景気動向に敏感とされる建設機械のキャタピラーが、四半期決算の内容が市場予想を下回ったのを受けて急落したことも投資家心理を悪化させた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、20.22ポイント安の1万2348.76。
個別銘柄では他に、航空機のボーイングや半導体のインテルの下げが目立った。