入管、長期滞在への変更許可せず

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共同通信
記者会見するポールニマさん(左)ら。手前はウィシュマ・サンダマリさんの遺影=3日午後、国会

 名古屋出入国在留管理局の施設に収容中の2021年3月に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの妹で、訴訟活動などのため日本に滞在しているポールニマさんらが3日、都内で記者会見した。日本に居続ける必要があるとして、現在の在留資格「短期滞在」から長期滞在が期待できる「特定活動」への変更を東京入管に申請したが、許可されなかったと明らかにした。ポールニマさんは「不許可とは思わず、衝撃を受けている」と話した。

 遺族代理人の駒井知会弁護士は短期滞在の更新申請を検討するとした。