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共同通信
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立憲民主党がまとめた参院選総括の素案が3日判明した。改選23議席から6減の17議席と敗北した結果について、執行部は「大きな責任がある」と認めた。敗因として「提案型野党」を掲げた国会対策や、自民党の大勝を許した改選1人区での候補者調整の遅れなどを列挙した。3日の両院議員総会で示された。所属議員らの意見聴取を進め、10日に正式決定する。
泉健太代表は両院総会で、参院選敗北を重ねて陳謝した。「総括をしっかりまとめ、党を大きく伸ばしたい」と述べ、代表を続投した上で、執行部人事を含む体制強化に取り組む考えを示した。