中国、台湾基地への攻撃を想定

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共同通信
中国中央テレビが4日に「微信」の公式アカウントに投稿したミサイル発射の映像(共同)

 【北京共同】中国人民解放軍による台湾周辺での大規模な「重要軍事演習行動」は5日、予定の日程の2日目を迎えた。台湾の軍事基地への攻撃や重要港湾の封鎖を想定した実弾演習を7日まで続ける。空母も出動する見通しで、台湾への軍事圧力を強める。

 中国人民解放軍に属する国防大学の孟祥青教授(少将)は4日、政府系メディアに「期間中は昼も夜も、いつでも実弾射撃をする用意がある」と述べた。別の軍幹部は空母や原子力潜水艦が参加すると説明した。

 台湾北部・基隆や南部・高雄といった主要港の出入りを封じ、東部の花蓮と台東にある軍事基地を真正面から攻撃できる態勢を取るという。