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共同通信
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【プノンペン共同】林芳正外相は4日、訪問先のカンボジア・プノンペンで韓国の朴振外相と会談し、元徴用工問題などの懸案解決に向けた両国間の協議加速化で一致した。7月中旬に東京で行った会談で元徴用工問題の早期解決を目指すと申し合わせており、方針の継続を確認した形だ。
林氏は会談で、韓国が島根県・竹島の防衛を想定して7月下旬に実施した軍事訓練や、韓国調査船による竹島周辺の日本領海航行を取り上げ、竹島は日本固有の領土だとする日本の立場を改めて伝えた。
両氏はこのほか、北朝鮮の核・ミサイル開発が国際社会に対する明白で深刻な挑戦だとの認識を共有した。