米、中国ミサイル発射非難

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共同通信

 【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は4日、中国人民解放軍による台湾周辺での弾道ミサイル発射について「無責任だ」と強く非難した。情勢を監視するため、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンを引き続き展開させると表明した。

 カービー氏は中国が台湾海峡の現状変更を狙って「事態を大きくエスカレートさせている」と訴えた。緊張の高まりを避けるため、米軍が今週予定していた大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を延期したと明らかにした。