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共同通信
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大雨で多くの建物が浸水した新潟県村上市では、周囲の水が引いた5日朝、多くの人が後片付けに追われた。一部の地域は断水し、給水所には列ができ、「トイレや洗濯が一番大変」という声も上がる。空になった焼酎のペットボトルや応急用のポリ袋に水を入れ、続々と持ち帰っていた。
JR坂町駅近くのスーパー「原信荒川店」は臨時休業。担当者は「復旧のめどは立っていない」と話した。
荒川地区公民館には自衛隊の給水車が横付けされた。近くに住む佐藤健二さん(72)は「トイレの水がないのが一番困る」と疲れた様子。小さなポリタンクを車に載せ、何度も往復していた。