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共同通信
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【北京共同】中国人民解放軍が台湾周辺で実施する大規模な「重要軍事演習行動」は6日、日程の3日目に入った。海空軍やロケット軍を総動員した実戦式の統合作戦能力の向上を誇示し、「台湾統一」を念頭に圧力を強めている。
大規模演習は7日までで、国営メディアによると、台湾海峡を管轄する東部戦区を中心に他の戦区も連携。初日の4日には台湾上空を越えたとみられる軌道で弾道ミサイルを発射した。東部戦区は、ロケット軍の精度の高い攻撃能力と、米軍を寄せ付けない能力を検証したと説明した。
東部戦区は、5日の演習では戦闘機や爆撃機、電子偵察機などの軍用機を投入したと説明した。