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共同通信
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【ニューヨーク共同】核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれている米ニューヨークの国連本部のロビーで5日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が主催する「原爆展」が始まった。9月2日までの予定。
焼け焦げた女子学生の夏服や変形したガラス瓶を公開。白血病を発症し、12歳で亡くなるまで回復を願って鶴を折り続け、広島市の「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木禎子さんが入院中、自身で記入した血液の成分記録といった計6点の資料が並んだ。
約50枚のパネルでは、街の様子や放射線の影響で髪の毛が抜けた子どもなどの写真とともに、核軍縮への取り組みを解説している。