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共同通信
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各地に甚大な被害をもたらした記録的な大雨で行方不明者が出た岩手、山形両県では、6日も捜索が続いた。被災から3日が経過し、関係者が安否を案じた。山形県飯豊町では、水道の復旧も進んでいる。
小白川に架かる「大巻橋」の崩落に伴い、男性が車ごと流された飯豊町では6日午前10時20分過ぎ、警察と消防計約20人が橋付近の捜索を始めた。川は濁ったままだが、水量は徐々に低下しており、範囲を広げて調べる。
岩手県では、一戸町の農業西舘勇さん(78)が行方不明となっている。県警二戸署と消防は増水した自宅近くの川に流されたとみて、午前9時ごろから署員ら約25人態勢で捜索した。