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共同通信
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「原爆の日」の平和記念式典を主催した広島市は6日、安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、広島県警と連携して警備を強化した。警察官や警備員を昨年より増員し「多くの人を要所要所に配置する『見える警備』」(松井一実市長)を行った。式典会場の入場者に対する手荷物検査では初めて金属探知機を導入し、警備員が一人一人を入念に調べた。
県警は約2千人態勢で式典や関連行事の警備を実施。会場周辺には警察車両が並び、岸田文雄首相やグテレス国連事務総長らの要人警護に加え、式典周辺のデモなどにも目を光らせた。