編集部が気になった1週間の出来事
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NY市に4000人の移民流入 シェルターなどの迅速提供へ市長が緊急宣言
友人の中国人にビザの取得方法を聞くと「簡単、亡命する」と答えた。(編集部 M) -
商品棚のほとんどを施錠 ドラッグストアが万引き防止策
先日、自称プロの万引き犯が101回目の逮捕をされた。(編集部 A) -
NYPD、ヘイトクライム容疑の男逮捕 アジア系女性をカッターナイフで襲う
私がこれまでに受けた嫌がらせは、6割が白人から、4割が黒人からだ。(編集部 K) -
NY市長、採用応募者の顔写真添付を指示 雇用のダイバーシティ確保を意図
アメリカに来て驚いたこと。履歴書に写真を付けない。(編集部 A)
編集後記
皆さん、一週間お疲れさまでした。
今週もいろいろなニュースがありましたね。ウクライナでの戦争が続く中、ペロシ下院議長の台湾訪問により、中国とアメリカとの緊張関係も高まりました。そのような中、マンハッタンにある国連では、核拡散防止条約再検討会議が7年ぶりに開かれ、日本から岸田首相が出席し、改めて「核なき世界」を訴えました。来年5月には広島でG7がおこなわれますので、、ロシア、中国を隣国とする日本としても、今後さらに核問題への対応、国防政策が問われることになると思います。
また今週月曜には、“ホームスクール、コロナ前の2倍”というNew York Postの記事を取り上げました。これは全米でも同じトレンドで、APによると、1999~2012年にかけて全米で3.3%(これでも多いように思いますが、宗教上の理由が中心)程度に安定していたホームスクールが、コロナ直後(2020年秋~2021年夏の学校年度)には5.4%へと上昇し、ワクチンなどが広範にいきわたった翌学校年度(2021年秋~)においても、ホームスクールが4.5%程度にしか下がっていないそうです。学校に通う子供を持つ親の身としては、この9月から、いよいよ本格的にコロナ以前の学校生活に戻れることを楽しみにしているのですが、依然としてwith COVIDの状況が続くであろうことも考えざるをえないのではと思っています。そんななか、そもそもの子供の教育に関するアメリカの状況を垣間見れるこの記事は興味深かったです。
New Yorkも暑い日が続いたので、今週は少しそんな暑いNew Yorkを飛び出し、東海岸最北部にあるMaine州に行ってきました。Maine州は、 “Vacationland” と名乗っているだけあって、自然が非常に豊かで、夏は海やハイキング、キャンピング、冬はスキーと年間を通じてレジャーを楽しむことができます。 また基本的にエアコンがなくても過ごせ、マンハッタンから車で5~6時間余りで行けるので、避暑地としても非常に人気です。さらには、ロブスターやウニといった海の幸が豊富ということも、魅力です。
今週は、ちょうどMaine Lobster Festivalが行われていました。当日は、5日間のフェスティバルの初日でしたが、全米各地だけでなく世界各地からの人で早くもにぎわっていました(会場に、アメリカ地図と世界地図があり、どこから来たかをピンでさせるようになっています)。 エビやクラム・チャウダー、ムール貝などもあるのですが、やはり皆さんのお目当ては、ロブスター🦞のようで、まるまる一匹$26のロブスターが飛ぶように売れ(かつ二匹、三匹だとさらにお得なので)、レジの横にあるテント内では、皆さんが美味しそうに食べておられました。
なかなか忙しい日々が続きますが、日本もお盆シーズンを迎えますし、皆さんにおかれましても、たまには少しリフレッシュされてみてはいかがでしょうか?
編集部より